何故美容師が北海道へ来たのか?

皆様、本日もお疲れさまです。

 

今回は「何故美容師が北海道へ来たのか?」を少し詳しく書かせて頂きたいと思います。

理由はいくつもありますが、まずは色々な食べ物を食べた話からにしますね。

 

僕は、多種多様な食べ物、特にお肉を食べるのが好きです。

例を挙げると、ワニ、ラクダ、ヘビ、羊、キジ、イノシシ、シカなど…他には肉では無いですがミルワーム(爬虫類等の活餌です)を食べた事がありました。

現代の便利なネット社会、検索とネット通販を駆使すればそれは意外と容易な事で、自分が思い立ちさえすれば、ちょちょいとググってポチッとするだけでラクダ肉も埼玉県に届くのです。笑

 

様々な動物たちの肉というのは、本当に味も様々でした。

ワニ肉なんかは、言葉では表現し辛いですが、いかにもワニっぽい味なんです。僕は説明が下手なので解り辛いと思いますが、基本的には鶏むね肉に似ていて、爬虫類っぽい『ニチッ』っとした食感があって、1時間ぐらい綺麗目の泥水に浸してよく洗ったみたいな臭みがあって…いかにもワニという味でした。

正直二度と食べたくありません。

他には一番印象に残っているのはラクダで、ランプという部分しか食べた事がありませんがとても美味でした。

やはり草食だから?(はっきりとは知りません)なのか、下手に安い牛肉を食べるよりも、ラクダ肉の方がクセも無く食べやすいんです。

おまけに高タンパク低脂質で体にも優しいカンジです。ここも高得点ですね。

 

で、そんな流れで色々な肉を食べ、思ったのが「やっぱ牛肉が一番うめぇな…結局…」という感想でした。

そうなれば後は流れというやつです。

こんなに美味しい物をどうやって作るのか、自分が作る側に周れたらどんなにやりがいがあるか、動物が苦手な方ではないし転職もアリなんじゃないのか。という感じで…

 

そこからの記憶はあまりありません。

確か、まずは自分が育てた動物を屠殺して食べるという事に慣れようと、うずらを数匹購入して飼育した記憶があります。

最初の3ヶ月くらいは、卵を産んでくれたのでそれを食べていました。

当時は動物の肛門(正しくは総排泄孔というらしいです。業界人の方すみません)から出てきた暖かい卵を食べる、というのも凄い衝撃、カルチャーショックでした。

今まで卵というのはスーパーで透明のパック詰めになっているものを買ってきて冷蔵庫から取り出して食べていたわけです。知識として動物の肛門(総排泄孔です)から暖かいまま出てくるとは知っていても、実際に体験するともう色々とスゴいわけです。スゴかった…

 

確か、最初はたまごかけご飯にしました。

荒川弘先生の銀の匙という漫画で主人公がたまごかけご飯を食べていたので、それを真似たんだろうと思います。

そして食べた感想は、その漫画の主人公と同じでした。「うめぇ…動物の肛門から出てきたくせに…」という感じの。

そんなこんなで3ヶ月間、色々な産みたて卵を食べました。

小さい目玉焼きにしたり、いくつか貯めてスクランブルエッグにしたり、生のまま飲んでみたり。とても美味しかったです。

 

そこまでは良かったんです。

僕も飼育に慣れが出てきて油断していたのだと思います。ケージ清掃中になんと脱走。逃走劇の末、近所の管理されていない様な竹林に逃げ込み迷宮入りに…。

その後2号(脱走うずらの名前です)を見る者はいませんでした。

 

うずらというのはデリケートな生き物らしく、同じケージで飼育されていた仲間が突然居なくなると卵を産まなくなる事が度々あるそうです。

その時も、残念ながらそうなってしまいました。

自分なりにネットで調べ、環境や飼料を工夫はしてみました。が、所詮業界人でも無ければ本業は美容師の素人。その後一ヶ月間全羽が産卵無し…。

そして決断の時がやってきました。

そう、本来の目的である、屠殺して肉を食べる、という過程です。

 

さて、本日はここまでにします。

やはり書いていると長くなってしまうものですね、冗長で稚拙な文章、お目汚し失礼しました。

でもまた更新させて頂きたいので、ぜひ読んでやってください。

それでは、また今度。